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高雄 高雄型のネームシップ。昭和７年５月３１日竣工。高雄型は妙高型の改良として計画、建造された型である。主な改正点は前後の主砲の間隔を縮小して艦を集中防御型とし、主砲は仰角を７０度まで増大し、対空射撃を可能にした。また極めて巨大な艦橋構造をしていた事が高雄型の特徴といえる。太平洋戦争ではいくつもの作戦に参加。昭和１９年１０月の比島沖海戦で米潜水艦「ダーター」の雷撃により中破。その後、シンガポールに停泊していたが、昭和２０年７月３１日、イギリスの潜水艇の時限機雷によって浸水し航行不能となり、戦後イギリスに海没処分された。 摩耶 高雄型三番艦。昭和７年６月３０日竣工。太平洋戦争緒戦から中期には第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦、アッツ、キスカ島救援作戦等に参加。昭和１８年１２月２１日より対空強化改装が行なわれた。その後もマリアナ沖海戦、比島沖海戦に参加したが、昭和１９年１０月２３日、パラワン水道で米潜水艦「デース」の雷撃により被雷、沈没。 |
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| ↑昭和７年３月３１日、館山標柱間にて全力公試運転中の高雄 |
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↑昭和１５年１月、貴族議員、衆議院議員に対する見学会で見学対象艦となった摩耶 （横須賀に停泊中の画像） |
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